今年の梅雨明けから、まともに雨が降り続くことのない奄美です。
笠利では水不足が大問題。 名瀬のほうでも12年ぶりに雨乞いをするとか。 これは名瀬の水がめ、大川ダム。 普通は木が生えているその下まで水がはっていて ダムからは水が流れ出しているんですけど さすがに5ヶ月近くも雨がほとんどないとこの状態。 長期予報でも今後雨はあまり期待できないと出ていたから心配ですよね。 こんなに雨が降らないのに 4万人近い人口を抱えた名瀬では給水制限も断水もないのは何故か、 考えたことあります? これは、大川ダムに流れている川の一つ、金作原の川です。 長い長~い間まともに雨が降っていないのにもかかわらず、 源流部の小さいこの川は今でも水が流れています。 今年の梅雨は、信じられないぐらいの大雨が続きました。 その時、山は水を一気に流すことなく、山に留めました。 そして、蓄えた水を雨が降らない今でも徐々に流し続けているのです。 名瀬の水がめの大川ダムは金作原をはじめ 広大なとてもいい森を持つ川の下流に位置しています。 山が水を供給し続けているから、私達はあまり心配することなく 水を飲み、使うことが出来るんです。 大雨の時は水を留め災害を防ぎ、渇水の時は蓄えた水で私達をまたまた 助けてくれている。いい森を持った山って凄いなぁ。 何も語らない山だけど、多くの事を私達のためにやってくれているのです。 山よ、ありがとうね。 (週間天気予報では明日からしばらく雨マーク。 今後、心配しなくて済むぐらいの雨が望まれます。) #
by kazemaru-go
| 2006-11-17 21:52
| 奄美の風景
今日はちょっと蒸し暑い奄美です。
10月25日から東京原宿で 「COLOR OF AMAMI」 別府亮 写真展が 行われています。 彼は奄美で活躍中の写真家。 日常を切り取った写真なのですが、 どこか懐かしく、心の中がぽっかぽかしてくるような写真。 私も彼の写真のファンなんです。 同じ場所から撮ってみても、何故か別府さんのような写真にはなりません。 東京在住の方、東京に旅行を考えの方、 コーヒーを飲みながらしばし奄美を感じてみませんか? (東京近郊にお友達のいらっしゃる方も連絡してみてください) 場 所 :BLISS(ブリス 旅行会社ですが中に喫茶店があるようです) 東京都渋谷区神宮前6-29-2 SUKEGAWAビルB1F 表参道と明治通りの交差点近くだとか。 開催日 :10月25日(水)から11月25日(土)まで 営業時間: 10:00a.m.-23:00p.m 祝日12:00p.m-18:00p.m (日曜日は定休日) 連絡先 :TEL:03-5766-0300 この写真展を紹介したブログ(下記をクリック) 「COLOR OF AMAMI」 別府亮 写真展 別府さんのサイト(下記をクリック) 奄美大島探検マップ 10日~14日は別府さんも15:00~19:00までいらっしゃる予定みたいです。 それから、おまけの情報。 こっそり私が作っていた「どんぐりのキーホルダー」を 写真展会場に置いてもらえることになりました。 ちょっとした奄美物産コーナーもあるみたいなので 覗いてみてちょ♪ 袋に入れる前のできたてほやほやの どんぐりのキーホルダー。 オキナワウラジロガシのどんぐりで 長さが4cmぐらいまでなり、 日本で1番大きくなるどんぐりなんです。 私のキーホルダーを見つけて紹介してくださった奄美の案内人 安田さんのサイトは下記をクリック 安田商店(あまみ屋) 奄美大好き人間の一人です。 なんだかんだ私が書くよりサイトを見ていただければ 彼の人柄がよく分かると思います。 こういうメンバーのイベントに一緒に参加させてもらえて感謝、感謝。 #
by kazemaru-go
| 2006-10-31 15:16
| イベント
秋晴れの気持ちのいい天気が続いている奄美です。
昨日は久しぶりに昼間の奄美南部をぐるっと回って来ました。 大島海峡を高台から。 海岸線はとても入り組んでいて海上にいると 本島側なのか加計呂麻島側なのか見当がつかず 迷子になってしまいます。 旧日本陸軍が建設した観測所。 大島海峡に入ろうとする射撃目標の方向と距離を測定し 山陰に設置された砲台に連絡する役割を担っていました。 観測所の中から大島海峡入り口を眺めるとこんな感じです。 ここ大島海峡と小笠原の父島を太平洋上における海軍の重要な戦術基地として 位置づけ、基地を防衛するため陸軍の要塞基地をつくったんです。 奄美大島南西の端、曽津高崎。 曽津高崎の灯台には砲弾跡が残っています。 曽津高崎灯台近くにいるヤギ。 「わぁ、ヤギだ。」 さて、この文章、どんな感じで読みました? ヤギを見られるなんて嬉しい!かわいいね。 と喜ぶように読んではいけません。 ヤギは家畜動物。人がちゃんと管理しなくては。 長い間、たくさんのヤギが放されているため 植物は食べつくされ、地肌が露出してしまって あちらこちらで崩落が起きていました。 先程の文章読む時は、眉をしかめて読むのが正解です。 海が透き通っていてとてもきれいでした。 一緒に行った知人は以前この近くで 40kg近い大物のアラを釣り上げたそうです。 確かに、大きい魚がうようよいそうな雰囲気が・・・・。 今日で、ブログ始めてちょうど1年。 ぱちぱち。 アリガト\(^^\)(/^^)/アリガト 早いものですね。 これまでお付き合いいただきありがとうございました。 最近、なかなか更新できないブログですが、 よーりよーり(ゆっくり、ゆっくり)、やっていきたいと思っています。 これからもよろしくね♪ #
by kazemaru-go
| 2006-10-19 15:52
| 奄美の風景
楽しい山へのお出かけ、わくわ~~く!
昨夜、そんな気持ちが2時間後にちょっと変わりました。 もう、そろそろ山を下りるという頃 道路中央近くにロープのような塊が見えてきました。 何? 近付いて見てみるとアカマタ(無毒の蛇)が何か捕らえている様子。 それは、キジバトのひなでした。 羽の様子から、巣立ち前のひな。 間違って巣から落ちたところをアカマタに捕まったのかもしれません。 小さいとはいえ、アカマタにとってはかなりの大きさ。 口を大きく開け、頭から丸呑みにしています。 ゆっくり、ゆっくりと。 自然の中で大人になるまで生き残れる生物はほんのわずかです。 私にいつも楽しみを与えてくれる自然ですが 昨夜は厳しい一面を目の当たりにしました。 「わっ、こんな写真見られない。」 という方もいるかもしれません。 ちょっと残酷かもしれませんが、 「食う、食われる」 自然の中ではこれが当たり前。 この自然の掟に当てはまらず生活している生き物は 人間だけなんです。 (自然の中に入ると人間もこの掟に仲間入りです。 海、山、川などに行く時はくれぐれも注意を!) #
by kazemaru-go
| 2006-10-04 10:10
| 動物
「眠れー、眠れー、眠れー・・・・・・・・・・・」
植物の枝を切って、こんな遊びをしませんでしたか? この草、茎から出ている小枝の両側にたくさんの葉がついているのですが 枝を茎から切り離してしばらくすると、両側の葉が閉じ、 表面同士が引っ付いてくるんです。 名前はコミカンソウ。 名前の由来は果実がミカンに似ていることからきています。 スリランカ原産の植物ですが、本州以南の道端などでよく見られます。 雄花と雌花が咲くのですが雌雄同株。 葉のついている小枝の裏を見ると基部から先端に向けて 果実、雌花、雄花の順で見られます。 ただ、花は小さすぎて肉眼ではっきり見るのは難しい。 昨日山に行くと、たくさんの果実と1mmにも満たない小さな花をつけた コミカンソウを見つけ、子供の頃を思い出しました。 「眠れー、眠れー、眠れー・・・・・・・・・・・」 朝早く起きたから、私の目のほうが先に閉じそうになっちゃったよ~~! コミカンソウの小さな花に興味のある方は下記をクリック。 サイトの真中あたりに写真が出ています。 コミカンソウ #
by kazemaru-go
| 2006-09-28 11:52
| 植物
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