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奄美の代表選手

奄美の代表選手、またはシンボルと言ったら何を思い出すでしょう。
いろいろあるかと思いますが、アマミノクロウサギもその一つでは
ないでしょうか。
これまで、見ただの、見られなかっただの、
フンの話などはたくさんしてきましたが
アマミノクロウサギの紹介していなかったことに気付きました。
これから何回かに分けてアマミノクロウサギの話をしたいと思います。

動物界、脊索動物門、脊椎動物亜科、哺乳綱、ウサギ目、ウサギ科
アマミノクロウサギ属、アマミノクロウサギ。
学名:Pentalagus furnessi
和名:アマミノクロウサギ
英名:Amami rabbit
分布:奄美大島と徳之島のみ

絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)
特別天然記念物 -1963年
国内希少野生動植物種(種の保存法) - 2004年

アメリカからわざわざ来たファーネスとヒラーの二人により1896年2月26日
採集された標本が、1900年ストーンにより鑑定され新種として発表されました。
アマミノクロウサギは、昔から奄美にいて、島住民は慣れ親しんできたであろうに
アメリカからわざわざ訪ねて来た二人によって世に出たとは面白い話です。
学名のfurnessiはファーネスの名前からきています。

ウサギと言っても、耳と後ろ足が短く、ちょっとおでぶ。
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上の写真、真ん中のブラックホールのようなもの(ちょっと、ボケボケですが)
アマミノクロウサギの後姿なんです。ねっ、まん丸でしょ♪
だから、跳ねるときも「ピョン、ピョン」というより「ボテッ、ボテッ」という感じ。
でも、つめが長くて鋭いので、かなりの崖でも登ることができます。

ところで、ウサギはなんで1羽、2羽と数えると思います?
その話などはまた次回。
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by kazemaru-go | 2008-05-26 04:11 | 動物

熟す前はクロウサギ

今日は朝から雨の奄美です。
梅雨入り宣言してもよさそうなのになかなか出ませんね。
平均は5月10日ごろ、昨年は5月26日ごろだったようですが
さて、今年はどうなるのでしょう。

調査のため山に行った土曜日、
ゴンズイの終わりかけの花と若い実を見つけました。
(ゴンズイについての説明は2007年1月19日の投稿をご覧ください)

実が熟すと鮮やかな赤色で目立つゴンズイですが
今回初めてあまり目立たない若い実をじっくりみることができました。

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昨年、7月に撮ったゴンズイの実。
真っ赤な果皮が裂け、中から黒い種が見えてます。

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土曜日に見た、ちょっと膨らんだ実。

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そして花と上の写真より大きくなった実。
袋果は1つの花から1~3個生じますが、
あれ?この実何かに似てません?
ゴンズイの別名は「狐の茶袋」または「黒臭木」ですが、
若い実から、「アマミノクロウサギ」の別名もあげたいと思います。
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by kazemaru-go | 2008-05-20 00:06 | 植物

伐採についてのブログ

何回か投稿している奄美の森林伐採についてのブログを
新しく立ち上げました。

私たちの生活に紙はなくてはならないものです。
でも、そのために貴重な奄美の山が伐られていくのを
黙って見ていることはできません。
伐採全面反対ではなく、
どの場所がコア地域として絶対守なけらばいけないのか
調査データなどを元に分析し提言したり
私たち一人一人ができる
ローインパクトな生活をしていくためにはどうしたらいいのか
山はどんな役割を担っているのか、
他の地域の活動はどうなのか、
そして私たちは何をしなければいけないのか、何ができるのか
一人でも多くの方に現状を知ってもらい、
そして、一緒に考えていただきたい。

奄美で絶滅してしまえば、この地球上から消えてしまう種もたくさんあります。
今の生活のためにだけでなく、私たちは将来を見据えながら
行動していかなければいけない責任があると思うのです。

何もしなければ、70年代、80年代の禿山だらけの奄美に戻ってしまいます。
外来種が入り込み、生活状況も変わった今、
以前よりダメージは大きなものになるでしょう。
外来種のマングースを根絶目標に一生懸命駆除しても、
ノイヌ、ノネコ、ノヤギ他の外来種を自然の中でそのままにしていてはいけないと
普及啓蒙をやっても、一方で在来種の生息できる場所を奪っていては
もともこもありません。

まだ、立ち上げたばかりで今後どう活動していくかもはっきりしてませんが
私だけでなく、いろんな立場の人に投稿をお願いし、
いろんな提言ができたらと思っています。

立ち上げたブログは下記です。

山のケンムンどこへ行く@奄美

ご自分でブログやwebサイトをお持ちの方は
リンク、紹介をお願いできないでしょうか。
今はまだ、小さな輪ですが、
リンク、紹介などにより、世代を超え、いろいろな立場の人が集まり、
そして大きな輪になっていってくれたらと思います。
よろしくお願いいたします。
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by kazemaru-go | 2008-05-15 20:22 | その他

梅雨入り前の仕事-ほう酸ダンゴ

奄美のゴキブリはでかい!!
家などで見かけるゴキブリのほとんどがワモンゴキブリ。
体長5cm近くにもなる大型のゴキブリで、
がさごそ家の中を走られるのもいやだけど、
このゴキブリ、よく飛ぶんです。ぎょえ~~~~~!!

暖かくなってくる梅雨時期になると、道路を何匹も走り回りはじめます。
2,3年前まで、ありがたいことに、作った「ほう酸ダンゴ」を貰えてたので、
家でゴキブリ見ることはあまりありませんでした。
その「ほう酸ダンゴ」は、各自治会の方々が作っていたのですが、
最近補助金がなくなったとかで我が家までダンゴが来なくなりました。

2,3年もたつと、さすがに効力がなくなってきているような気がするので
今年は自分で作るのに挑戦することにしました。

A自治会の材料
 ほう酸:1kg.        砂糖:70g
 玉ねぎ:600g       牛乳:24g
 小麦粉:280g


B自治会の材料
 ほう酸:1kg.         砂糖:80g  
 玉ねぎ:320g        
 小麦粉:360g
とのこと。

今回、私は間を取って
 ほう酸:1kg.          砂糖:80g
 玉ねぎ:340g(中2個)   牛乳:50g+α
 小麦粉:360g

で、作ってみました。

作り方
 1.玉ねぎはミキサーにかける。
  (家にないので1時間もかけてみじん切り。すりおろしてもOK)
 2.ほう酸と砂糖、小麦粉を混ぜる。
 3.2に1の玉ねぎを入れる。
 4.3にあまりべちゃべちゃならないよう、様子を見ながら牛乳を混ぜ、
   耳たぶの柔らかさになるようにする。。
   (牛乳の量が多くなるようだったら、水を混ぜる)
 5.2cm.ぐらいの団子を作る。
 6.乾燥させ、乾いたら完成。

今回は、玉ねぎをみじん切りにしたので、水分が少なく
思っていたより、牛乳、水を入れました。

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材料の写真。
小麦粉と砂糖は既に混ぜてあります。
白糖でいいのに、今回は贅沢にも島ざらめを入れました。

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ダンゴにして、並べてある様子。
250個ぐらいあるんですけど、30個ぐらいで作るの飽きてしまいました。
次回は、一人じゃなく、誰か友達と一緒に作らんば!

せっかくたくさん作ったので、10個ぐらいずつ友達にあげようと計画中。
この、ほう酸ダンゴ、市販のものより、ずーっと効果があるんじゃがね。
ぜひ試してみてください♪


ほう酸は薬局で購入。
団子にしたものは紙の上に置くと印刷物が引っ付いてしまうので
ビニールなどの上に置いて乾かしたほうがいいですよ。
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by kazemaru-go | 2008-05-13 19:21 | ちょっとした出来事

見えてない所の奄美の現状

前回の投稿で、伐採の話を少ししました。
たぶん多くの方は、奄美の山で何が行われているのか
知らないのではと思います。
そう、知らなくて当たり前なのです。
だって、人の行かない所、見えにくい所などが、伐られているのですから。

私に何ができるか。
まず、「奄美でこんなことが行われています。」と、多くの方々に
知ってもらうことだと、昨日伐採現場の一部を回って写真を撮ってきました。
そう、知ってもらわないことには、何も始まらないのです。
(写真なので一つの現場でも、ほんの一部しか撮られてません。)


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建物があるすぐ上で伐られている宇検村の現場。

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大和村の現場。
道路脇には細い木が残されていて、
全体を一回で撮ることができませんでしたが
上も下も奥もかなり伐られていて、この日も伐採中でした。

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宇検村の現場。
ここの伐採は終了していました。

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宇検村の現場。
集落の上のほうの山が伐られていました。

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上、3枚は宇検村にある同じ林道の現場。
道の下のほうから、上に向かって次から次へと伐られていました。
しかも、きれいな舗装道路をつくり、その道路ができると同時に
その周辺を伐採、そして、できたての道路はひどい状態になっていました。

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住用町の現場。
小さな写真でわかりにくいかもしれませんが
山の斜面にそのまま放置されているものは
ほとんどが10m.近くはあったであろうヒカゲヘゴです。

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チップ工場に運ばれた木々。

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港に積まれたチップ。

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大きな百年物の木も、この大きさに切り刻まれます。
(青い物はメモリースティック)

このブログでは、紹介しきれないたくさんのことがあります。
伐採の現状。
山の役割。
伐採により生き物たちはどうなるのか。
赤土問題、土砂崩れ。
その時、川は海は、・・・・。
そして、私たちの生活への脅威。

多分、近いうちに何人かで新しいサイトを立ち上げます。
とにかく知っていただきたい。
そして、何ができるのか、一緒に考えていただきたい。
本当に小さなことでもかまわなから。

一人より二人、二人より三人いたほうが、いい知恵が、
おもしろい企画が出てくるかもしれない。
眉間にしわ寄せ、ぎらぎらした目でじゃなく、
「こんなことできるじゃん!!」
「いいねぇ、いいねぇ。」
「これはどうねぇ。」
「ちゃー、うがしじゃが。」→(そうだ。そうだね。)
と、やっていけたらと。
そして、やがて大きな渦になってくれたらと。
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by kazemaru-go | 2008-05-12 12:31 | その他

奄美、奄美、あぁ奄美

私は奄美が大好きだ。
山、海、川などの自然はもちろん、本場奄美大島紬、島唄、島料理
島の独特の伝統行事、あげたらきりがない。

今日はあまり気分が乗らず、チャリで港のほうまで行ってきました。
奄美の海の玄関だった旧港は埋め立てに備えて
待合所、倉庫のあった所はロープが張られ、
人の出入りはできないようになっていました。

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埋め立て予定の港。
ここは以前たくさんの出会いや別れがあり、
奄美祭りの時は舟こぎ競争で異常な盛り上がりを見せる
島民にとって、いろんな想いがあるであろう港です。

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がらんとした倉庫。
老朽化し、港閉鎖とともに、役目を終えました。

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港に停泊していた巡視船の「はるかぜ」。
海難事故があると、真っ先に駆けつけてくれます。
恥ずかしながら、私も救出された内の一人です。


奄美で大きな港があるのは名瀬だけではありません。
人口何百人かの集落にも大きな港が造られ、
港がないところでも、護岸、離岸堤などで、
まともな海岸のあるところがないというのが海の現状です。

山はといいますと、いたるところに道路ができ、
主要道路のインフラが整ってくると、林道舗装があちらこちらで進んでいます。
そして、チップ工場の稼動による伐採。

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チップ工場に山積みされた木々。

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伐採された山。

現在奄美で稼動しているチップ工場は2つ。
そして、もう1つ工場ができるという話もちらほら聞こえてきます。
5月初旬の新聞に、業者が年間70ha~80ha伐採予定(1業者で)と
報道されていましたが、さて、70ha~80haとはどれくらいの広さなのでしょう。
1年で東京ドームの(約4.67ha)15倍~17倍、
2年で皇居(約115ha)より大きな面積が切られることになります。
上記が広さとしてわかりにくいのであれば
名瀬市役所を含む、屋仁川通りと新川に挟まれた商業地域、近隣商業地域
(地図)リンク先地図の赤で囲まれた部分が
43haなので約2倍の面積が1年間で伐採されていきます。
もし、3業者が同じ規模で伐採するとすれば×3の面積の木がなくなり
禿山になります。
それが10年続いたとしたら・・・・・・・・・・。

生活するためには、道路も港も必要でしょう。
日常生活では、あふれる紙に埋もれています。
奄美では仕事がないんだから、雇用が生まれてありがたい
と言われれば、返す言葉もありません。

でも、でも、これでいいのでしょうか?
このままでいいのでしょうか?
物を壊せば、新しいものに買い換えたり、修理したりすることはできますが
自然は壊せば、元には戻りません。
「今のためだけ」にではなく、私たちは将来を見ながら行動しなければいけない
責任があると思うんです。

奄美が奄美らしくあり続けるために、私は何ができるんだろう。

寂しい旧港見ていたら、いろんな思いがあふれてきて
まとまりのない話になってしまいました。
失礼いたしました。
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by kazemaru-go | 2008-05-11 00:27 | その他

ミニGW

皆様、GWどのように過ごされましたか?
今年は、長い休みはちょっと取りにくかったようですが。

私はほんと久しぶりに一般の人のようにGWを楽しみました。
奄美にいて、なお且つ自営業だと、
人と同じ行動をすることがあんまりないんですよね。
「行楽地には人があふれ、世の中って、あぁ、GWなんだなぁ。」
なんて、変に感心したり、感動したり。

まずは、星の観察会で見た
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そう、土星。
肉眼だと夜空に輝く、他の星よりちょっと大きな光としか思えないのに、
天体望遠鏡で見ると
うぁ~、リングだぁ~~~!!
テレビでは見たことあったけど、自分の目で見るとめちゃ感動しますね。


もう1箇所は
潮がかなり引く時にだけ現れる「ナーバマ」
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潮が引いていくと、その辺りがだんだん青から薄いグリーンになり
その内、海の中に、ぽっかり、白い浜が出現。
陸からだと、ひざ上ぐらいまでぬれるぐらいで、砂浜まで行けます。
砂の上では、裸足で歩くのがなんといっても気持ちいい。
砂自体の感触、波でできた砂模様の感触が、最高です。
こういう所では、裸足にならなきゃね♪
この浜、季節によって場所が若干移動するらしいですよ。
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by kazemaru-go | 2008-05-08 11:10 | イベント