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奄美の緯度

今日、テレビでシャングリラのことをやっていました。
シャングリラは中国にある地域で以前は「中甸」と言われていましたが
最近シャングリラ(香格里拉)と改めることを中国政府も認めている所です。

シャングリラとはもともと
1933年に出版されたジェームズ・ヒルトンの小説『失われた地平線』の
舞台となった伝説の楽園。
(映画化され、その映画によって西洋人にとっては伝説の理想郷に
 なったみたい。 アカデミー賞にも輝いているそうです。)
そこで暮らす人々は何百年も生き、あらゆる夢が現実になる土地だそうで
本で描かれた土地の風景が中甸とほぼ一致することや、
中甸を表す古チベット語の意味がシャングリラの意味と同様なことなどが
由来みたいだけど、あまり詳しいことはわかりません。

詳しく知りたい方は下記にアクセスを
http://www.gesanmedo.or.jp/uli061.html

私が興味を持ったのはシャングリラの緯度が奄美とほぼ同じと
テレビで紹介されたから。
10年ほど前だったら知名度もあまりなく
「奄美大島って伊豆の大島?」
「山の頂上に行くと四方八方見渡せるの?」
「奄美って沖縄県でしょ。どこにあるの?」
 (今でもまだこの質問する方多いですけど)
とよく聞かれたのに。
テレビで奄美と同じ緯度と解説したってことは名前も位置も
それだけ認識している人が多いと言うことでしょう?
奄美も有名になったなぁ。
シャングリラは同じ緯度と言うのに全く違う景色。
(上記のHPで見ただけですけど)
そう言えば、奄美と同じ緯度と経度の地域って他にどんな所があるんだろう。

それから、「あまんゆ」と言う昨年7月発売になった黒糖焼酎が
あるんですが、このアルコール度数中途半端な27度。
普通は25度とか30度なのになんで?と思っていました。
実はこの度数、
飲んでみて薄くも無く それでいて濃さも感じないアルコール27度が
程好い商品の味となった事と
北緯27度線が奄美諸島にあることから設定されたようです。
ちゃんと意味があったんですねぇ。
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by kazemaru-go | 2006-04-29 17:24 | その他

テッポウユリ

明日からGWですね。
どこかに行く計画立てました?
私は仕事
なんでや、なんでやぁ~~~~~!!
世の中9連休という人もいるのに~~~~!!
誰か私をどっかに連れてって~~~!!
世間が休みになると忙しくなる仕事というのも考えものじゃ~~~~!!

さて、雄叫びはこれくらいにしまして。
ちょっと前から、奄美ではテッポウユリが咲いています。
テッポウユリは屋久島・種子島以南に分布しているユリ。
以前は、いたる所で見られたのですが
盗掘などにより、今は人が行けないような所でちらほら咲いているだけです。
昨年、徳之島に行ったんですが、
徳之島ではテッポウユリがあっちでもこっちでも
た~っくさん咲いていて嬉しかったなぁ。
(昔の奄美大島のようだった)
沖永良部島で栽培されて全国発送されているユリは
このテッポウユリを改良したものなんですよ。
テッポウユリ、めちゃくちゃいい匂いがします。
なぜかこのユリの匂いをかぐ時、
息をはいて、肺がいっぱいになるまで
鼻からゆ~っくり空気を吸い込みながら匂いするのが好きです。

チャンスがあったら是非匂いしてみてください。
ただ、その時ハブには注意を!
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by kazemaru-go | 2006-04-28 18:09 | 植物

シマによって違う?

夏を奄美で過ごす夏鳥の
サンコウチョウ、アカショウビンも随分渡って来ているというのに
昨年より温度の上がりきれない奄美です。

奄美ではシマ(集落)によって住んでいる人の性格に
特徴があるようです。
まっ、このような話はどこの地域でもあるかもしれません。
人はそうだとしても、動物達もそうかもとなるとおもしろいと思いません?

私達は観察などのために名瀬と龍郷にそれぞれ巣箱を設置しています。
今年も多くのルリカケスが巣箱を利用してくれたのですが
このルリカケスたち2つの地域で性格が違うんです。
龍郷のルリカケスたちは巣箱の中に巣材をちゃんと入れ
いつもきれいに巣を作ります。
ところが、名瀬のルリカケスは巣穴から何本もの枝を出しっぱなし。
1羽だけじゃなくほとんどのルリカケスが龍郷ではきれいに作る、
名瀬では枝を出したままとはこれいかに。

ルリカケスだけじゃありません。
オオトラツグミの鳴声も地域によって特徴あるところがあるんです。
1羽がちょっと違う鳴き方をすると
「なかなかいいじゃん!」
と、その地域の他のオオトラツグミがまねをするのか。
基本的な鳴き方はどこも同じなのですが、
プラス アルファが違うんですねぇ。不思議。
もっと深く、いろいろ調査するとおもしろい結果が出てくるかもしれません。

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              名瀬にあるルリカケスの巣箱
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by kazemaru-go | 2006-04-26 23:57 | 動物

板根の大きさ

さて、
「オキナワウラジロガシの板根はどれくらいまで大きくなるか」
考えていただけました?
答えは

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私が今まで見た中ではこれが一番大きな板根。
ですから、ここまでは大きくなる。
もしかしたらもっと大きなものがあるかもしれません。
この写真は昨年のちょうど今頃徳之島に行って撮ったもの。
真中に私が写っているんですけど、わかりますかね。
あぁ、また見に行きたいなぁ。
そうそう、オキナワウラジロガシ、板根が大きいだけじゃないんです。
日本一大きな「どんぐり」がなるんですよ。
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by kazemaru-go | 2006-04-25 23:49 | 植物

奄美の木々

さて、前回の話の続き。

前回は屋久島の倒木の写真をアップしましたので
今回はまず、奄美でよく見かける倒木の写真を。

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ね、根っこごとひっくり返ってるでしょ。
これは横から見たイタジイの写真ですけど
根が表面だけに伸びて、表土がいかに少ないかがわかると思います。

さて、ここで奄美の植物達はどんな工夫をしているか紹介します。
イジュという木がありますが
その木の根は幹?と思ってしまうほど太く発達します。
その太い何本もの根で木を支えてます。
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イジュは木肌や葉を見なくてもこの根を見るだけで
あぁ、イジュだなとわかるくらい特徴的です。

次は、何回か紹介している根が板状になる板根。
自分の体をだんだん傾けていくと倒れますよね。
もし、倒れる方向に支えがあったら、
倒れる反対側に綱があったら、  どうでしょう。
何もない状態より、自分の体を支え立っていられると思います。
その支えを自分で作っている状態が板根でしょう。
大小さまざまですがいろいろな木に板根が見られます。
木によっては幹自体を板状にして支えているものもあります。

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これは、イタジイ。

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これは、奄美では一番大きな板根を作るオキナワウラロガシ。
この木は高さ約22m、胸高直径約1m、樹齢150年。
貧弱な土壌で生き残るためにこの板根を発達させたのでしょう。
環境が悪くても工夫次第。
いや、私も見習わねば。
さてさて、この板根ですがどれくらいまで大きくなると思います?
答えはまた次回。

胸高直径:立木における人の胸の高さに相当する位置の直径で、
       樹木の幹の太さ、さらに は樹木の形状の大小を示す
       尺度となります。私達が調べる時は
       120cmか130cmの高さを胸高にしていたと思うんだけど
       はっきりした高さ忘れました。
       アメリカでは140cm、欧州では130cmだそうです。
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by kazemaru-go | 2006-04-24 21:20 | 植物

倒木

「チャングムの誓い」を見ていて(本当のところは聴いていてですけど)
随分遅い時間になってしまいました。

昨日、本土出身の知人2人と屋久島の倒木について話をしました。
奄美ではあまり見かけない風景を
屋久島ではよく見かけたので盛り上がってしまったのですが。
それは何かと言うと、
屋久島では倒れている木はほとんどが途中から折れた幹です。
奄美はというと、根っこごと木がひっくり返っています。
私は根っこごとひっくり返るのが普通だと思っていました。
本土出身の知人は反対に根っこごとひっくり返っているのが珍しくて
奄美に来てすぐの頃はよく写真を撮っていたようです。
同じ倒木なのに、住んでいる場所でこれだけ
普通が違うっておもしろいですよね。

これは表土の厚さの違いが大きな要因なんです。
表土とは土壌の一番上の層のことで
落ち葉や動物達の死骸などが分解されてできた
とても栄養豊富な土です。
ここにはミミズなどの動物や微生物もたくさんいて、
植物が育つ上でとても大事な部分です。
表土の下の部分は細菌さえほとんどいないし、隙間がないので
空気もあまり含まれていません。
その表土ですが、自然の中では30~50cmと言われていますが
ここ奄美はとても薄いんです。

表土の厚い所では根が下にしっかり生え木を支えます。
根がちゃんとはっているから強風などが当たったりしても
根はびくともせず、耐えられなくなった幹が折れてしまいます。
表土の薄い奄美では根は下に伸びることができず、
横にはるだけです。だから木を支える力があまりなく
根ごとひっくり返ってしまうのです。

でも、この条件の悪い奄美でも
植物達は工夫をして生きてきました。
今夜はもう遅くなってしまったのでその紹介は次回。

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           屋久島ではたくさんの幹が倒木となって
           折り重なっていました。
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by kazemaru-go | 2006-04-23 02:10 | 植物

新造船で行く屋久島クルーズ~2

今日も昨日に引き続き屋久島の話。

白谷雲水峡を歩いてまず驚いたこと。
それはゴミが全く無い!
タバコの吸殻、飴の袋一つ落ちていないのです。
当たり前と言えば当たり前の話。
でも、ここ奄美は山奥だろうがどこだろうがゴミだらけ。
恥ずかしいことにゴミが無い所を探すのが難しいぐらいなんです。
住民の意識が違いすぎる。
その上、山を案内する人がゴミを見つけると
すぐ拾うようにしているらしいのです。
奄美も早く落ちてるゴミ一つない島になって欲しい。
それにしても奄美は「ぽいぽい病」に侵されている人が多すぎる。
悪気も無く、呼吸するのと同じように手からゴミを離してしまう。
なんでそんなことができるんだろうか。本当に不思議。
ゴミを捨てたら、そのゴミが
いつの間にかその人の家の玄関に積み上がっているか
「落ちましたよぉ。」とか「忘れ物ですよぉ。」と
叫んでくれたらいいのにと思ってしまうのです。

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           あちらこちらにたくさんの根が出ています。

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           まだまだ大きな木がたくさんあるぞ!

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      ここは「もののけ姫」の舞台にされたと言われていた場所。
      今度、DVDでも借りて来ようかな。

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          白谷雲水峡はどこもかしこもコケだらけ。
          このコケ、うろこみたい。

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      屋久島に行ったら本場のヤクシマスミレを見たいと
      思っていましたが見ること叶わず。
      このスミレは多分ヤクシマミヤマスミレだと思う。

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      5時間30分の森の散策終了。
      サルが見られなかったのか少し心残りだったけど
      奄美とは動植物が全く違っていておもしろかったぁ。

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      夕食の焼肉。
      ここの店は徹底的に地場産にこだわっていました。
      テーブルには、肉や野菜の名前の横に
      生産者の名前と生産地がしっかり書かれたものが置いてありました。
      同じテーブルに、肉が食べれない人がいて
      私は2人分をたいらげてしまった。はぁ~満足満足o(^▽^)o


後で添乗員さんに聞いて驚いた話がありました。
それは、
白谷雲水峡に山小屋があってそこにトイレがあるんです。
しかもぽっとん便所。
こんな山奥で汚物はどうしているんだろうかと思っていたら
なんと、なんと案内をしている人たちがボランティアで
ゴミを入れるポリバケツに入ったそれを、担いで降りるらしいのです。
すごい。
奄美でそんなことしようと言おうものなら大変なことになります。
まず反対され、そんなに必要ならといつのまにか
道路と水洗トイレが出来上がっているかもしれません。
屋久島見ていたら、奄美も世界自然遺産になんて
今のままだったら口が裂けても言えない。
世界遺産に成ろうが成るまいが
まずは島民が奄美のすばらしさを自覚して
いろいろ考え直したほうがいいよと思ってしまった私です。
今回の旅行、いろいろ教えられました。
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by kazemaru-go | 2006-04-21 20:29 | イベント

新造船で行く屋久島クルーズ~1

1週間ぶりです。お元気ですか?
リフレッシュ休暇のつもりが、
この1週間で仕事がはかどったのはどうしてだろう。
でも、4/19は「新造船で行く屋久島クルーズ」に参加してきました。
鹿児島ー湾(喜界島)ー名瀬ー古仁屋ー平土野(徳之島)-知名(沖永良部)を
(通称裏航路)航行している「フェリーあまみ」が新しくなったと言うことで
企画されたツアーなんです。
なんと日帰り。(船内2泊でした)
でも、近くて遠い島の一つ、屋久島に行けるとあって申込みをしてしまいました。
屋久島には奄美から直接行く交通手段はなく
鹿児島経由になってしまうからなんとなく足が向かないんです。
だって、北に行ってまたわざわざ南に戻るっていやじゃありません?
参加者は各離島合わせて180名ぐらい。
奄美でも、屋久島に興味のある人が多いことがわかりますよね。
今日と明日は屋久島ツアーについて書き込みします。

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          名瀬新港に「フェリーあまみ」入港。(4/18夜)
          4/19は雷注意報が出ていたのでちょっと心配しつつ
          21:45出発。

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        屋久島宮之浦港に8:00着
        小雨の降る中、トレッキングコースを選んだ私達23名は
        白谷雲水峡をここから出発。

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          出発してすぐ、ヤクジカの親子が現れました。
          ここの鹿は人を恐れるでもなくのんびりマイペース。
          普段の生活ぶりが覗けました。

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          奄美では考えられない大きな杉がたくさん!
          今回見た一番大きなものは「びびんこ杉」
          胸高直径9m。
          屋久島で一番大きな杉は「縄文杉」
          胸高直径16.4m、高さ25.3mというからもの凄い大きさ。
          次行く時は必ず見に行かなきゃ。

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          マムシグサというアマミテンナンショウに似た植物が
          あちらこちらで見られました。

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        沢沿いにはヒメシャラというちょっとしゃれた名前を持つ木が
        たくさん生えていた。
        赤い木肌のもの。    

お昼になる頃には雨もやみ、太陽が顔を覗かせてくれました。
日頃の行いがよかったのかも。
続きはまたあした。   
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by kazemaru-go | 2006-04-20 17:46 | イベント

1週間お休みします

やっと、生活が元に戻りました。
慌しい日々から考えると、本当に腑抜け状態です。
1ヶ月頑張ったぞー、と言うわけで1週間リフレッシュしようと思っています。
たまには息抜きしないと(毎日息抜きのような気がしないでもないけど・・・・。)
楽しいことも楽しくなくなっちゃうもんねぇ。
次回のブログの投稿は4/20(木)。

今日は、3/14竜だの幽霊だのと言って話をしたギンリョウソウの写真で
アップしたかったけどまだしていなかったものを紹介します。

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           寄り添う二つのギンリョウソウ。
           再会のハグか、別れを惜しんでいるのか。

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            片方のギンリョウソウ、よくよく見ると
            かわいらしい女の子でした。

最近、ラジオばかり聴いているので、なんでも想像してしまう。
自分で勝手に話作っちゃたりして、結構楽しいですよ。
それでは4月20日に。
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by kazemaru-go | 2006-04-13 23:48 | その他

眩しいんだよ~~!!

奄美にはリュウキュウコノハズクというフクロウがいます。
分布は奄美大島以南の南西諸島。
夜になると
「コホッ、コホッ」
という鳴き声がよく聞かれます。
体長は20cm.ぐらいと小さく、手乗りフクロウにしたいくらい。
ただ、声は聞こえど、みにくいんですよねぇ。
木の幹と同じような色をし、小さい体を闇に紛れさせ。

夜、やっと見つけたリュウキュウコノハズク。
ライトに照らされてちょっと不機嫌な顔をしていました。

「眩しいんだよ~~~!!」

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「ハリー ポッター」読むと、このフクロウのことを想像してしまいます。
なかなかいいキャラクターだと思うんですけど
出演させてくれないかなぁ。
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by kazemaru-go | 2006-04-12 08:13 | 動物