カテゴリ:植物( 103 )

どんぐりの成長

100年の自然の移り変わりを調べよう
と、環境省は日本全国1000箇所程度のモニタリング調査を実施しています。
詳しくは下記をクリック
「モニタリング1000サイト」
私もこの長期計画のモニタリング調査のお手伝いをしているのですが
上記サイトの左側の「モニタリングサイト一覧」をクリック
地図上の「区分9」をクリック
生態系別の表の「森林・草原」をクリック
表の一番上の「奄美金作原」 ここがその手伝っている区域なのだぁ~~!!
残念ながらまだ情報は何も入っていないようですが
2005年夏からデータは蓄積してきているので
その内、すばらしい調査経過が公表されるのではと期待しているのであります。

その調査のトラップにかなり小さいものが入ってくるのですが
今回見ていただきたいのは7月半ばに回収した下の写真のもの。
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これ何だかわかりますか?
イタジイの雌花です。
(花が枝についた状態は2007年4月13日の投稿を参照。
 花柱の下が膨らんでいるものはもしかしたら一冬越えたものかも
 しれません。)
1メモリ1mmなのでどれだけ小さいかがわかるのではないでしょうか?
こういうのを2006年5月19に投稿した回収物の中から探し出すわけです。
さてこれがどう成長していくかといいますと
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最初の写真はこの写真の左側にズームインしたものです。
真中の枝が2年目の夏ごろ。
(みんな小さいのに1個だけ大きくなっているのは何でかよくわかんない)
1年かけてこれだけしか成長しないのに
ここから一気に成長し、秋には一番右側の食べられる状態までなるんです。
もの凄く身近だし、シイの実はよく食べているのに、
今回初めてよーく見てみました。
どんぐりの2年間(正確には1年半ぐらい)の成長でした。


おまけ 1
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山ではハシカンボクの花が咲き始めています。


おまけ 2
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今日、林道でケナガネズミの死骸を発見。
毛しかなかったので原因はわかりませんが
夏はいろんな人が山に入ります。
交通事故には気をつけて欲しいなぁと思います。
それにしても、生きたケナガネズミになかなか会えないなぁ。
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by kazemaru-go | 2007-08-29 21:23 | 植物

山のランたち

今日は、最近出会ったランを紹介したいと思います。
ランの仲間は地球上に広く分布し、その数は1万種を超えると言われています。
ランは単子葉植物の仲間では最も進化していて
花が左右対称であったり、雄しべと雌しべが一体になっているもしくは
一体になりかけているなど、おもしろい特徴がたくさんあります。
ここでランの語源はといきたいところなのですが
花がきれいでイメージ壊したくないのでやめたいと思います。

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これはカシノキラン。
葉の下に、小さな花をつけるのであまり目立ちませんが
よく見るととても可愛い花です。
けらけら笑っているように見えませんか?
愛嬌があって好きなランの一つです。


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これはナゴラン。
この写真は6月末に撮ったものなのですが
夏の台風時期になると風にあおられ落ちているナゴランをよく見かけます。
この夏もいくつかの落ちていたナゴランを助けました。
木につるで縛るのですが、これがまた助け甲斐のあること。
元気になってくると太い根をすぐに伸ばしてきて
しっかり木にくっついてくれます。
他のランの多くは根が細く、いつまでも縛ったつるに頼っているっ
て感じなのです。


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これはシコウラン。
下にすーっと伸びた花びら(下がく片)、横で小さく羽ばたいていて
まるでクリオネのように見える花びら(花弁)、そして薄紫の花の色。
今年見たかった花№1を見ることができました。
方向間違え道に迷い、雨には降られ大変な思いをしたけど
見られてホント嬉しかったなぁ。


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これはクロムヨウラン。
名前にもあるように無葉(むよう)のランでぱっと見
華やかさはないんだけど、よーくみるとガラス細工のようで
はかなさそうに咲いているのがいいんです。

じっくり見たいランの花、まだいくつかあるんですよね。
これからも楽しみがいっぱいだなぁ。
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by kazemaru-go | 2007-08-26 23:42 | 植物

山のキノコたち

残暑お見舞い申し上げます。

夏もあっという間に終わりに近づき、朝夕は涼しく、
咲いている花、鳴いているセミなど自然界では既に秋を感じるようになりました。
なかなかアップされていないブログですが、
忘れ去ることなく遊びに来てくれてありがとう\(^o^)/
わたしゃ嬉しいよ~~~~~!!

やっと、少し落ち着いてきましたので
約束どおり、この夏を振り返ってみようかと。
きばって、1週間できるだけ毎日更新しま~す!
なんか、昨年もこのパターンだったような気がしますね。

今日はこの夏見たキノコを紹介します。
一応、名前調べたのですが間違っているのがありましたら
教えてください。

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まずは、シロオニタケ。
かさの上のイボイボが鬼の角に似ているからこの名前になったのでしょうか?


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これはキツネノハナガサ?でも、柄が黄色くないんだよね。
(キツネノハナガサは柄が黄色い)
傘の上の黄色いポッチがかわいらしい。
雨の日にこんなカサさせたら楽しいだろうなぁ。

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アラゲホコリダケモドキ。
まーるい頭のトゲトゲを触るとちょっと痛そう。
今度試してみようかなぁ。
なんか、健康グッズみたいですね。

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ヤブレベニタケ。
10cm近くもある大きなキノコが群生しているので
かなり目立ちます。

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フクロツチガキ。
台座の上にキノコがのっかっているのがなかなかおちゃめ。

まだまだ、たくさんのキノコが出ていたのですが、
それはまたの機会に♪

昨日、知人の所に用事があって行ったら、
タイミングのいいことに、たまたま来ていた「中孝介」に会えました。
ミーハーして一緒に写真撮ったんだけど、アップできないのが残念。
もっと、キョラがまえ(きれいな格好)して行けばよかった。
島を拠点に大活躍なんて嬉しいですよね。
今は内地とシマの生活半々みたいです。
とっても気さくな、好青年でした。
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by kazemaru-go | 2007-08-25 00:01 | 植物

山の小さな打ち上げ花火

奄美は青空の晴天が続いているので
日本全国梅雨明けしたつもりでいたのですが
本土では場所によってかなりの雨が降っているようですね。
久しぶりにテレビを見て驚きました。
まだ梅雨明けしていない地域の方は気をつけてくださいね。

さて、今日は最近新聞やカレンダーなどで見る機会が多かった
ランじゃないけど名前にランとつくサクララン。
私も流行にのって投稿してみようかと。
同じじゃつまらないので
ちょっと趣向を変えて成長の様子っていうのはどうでしょう。

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        やっとつぼみが出てきたサクララン
        こんなに小さく地味だと咲いた花は想像しにくいですね。

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        だんだんと膨らんできました。
        練乳にドボッとつけたような感じですね。
        そのまま口に入れると、ミルキー飴のような甘い味がしそうです。

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          とても蒸し暑いこの時期に白いサクララン見ると
          涼しく感じられます。
          見上げるくらいの所に咲いていると
          小さな打ち上げ花火を見ているよう。
          「玉屋~!鍵屋~!」
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by kazemaru-go | 2007-07-10 00:42 | 植物

山のジャイアントコーン

これからの季節、奄美ではよくキノコを見かけます。
キノコというと秋のイメージのような気がしますが
春たくさんの葉が落ちる奄美では秋より夏のほうが多いようです。

今日も何種類かのキノコを見かけたのですが、
アイスクリームのジャイアントコーンに似た
テングタケダマシ(多分そうだと思います)がお気に入り。
傘の上にあるいぼいぼがちりばめられたピーナッツのかけら、
ちょっとてかった茶色の部分がチョコレート、
その周りの白い部分がバニラクリーム。
蒸し暑い日だったから、私にはどうしてもアイスクリームに見えてしまう。

似たようなものと言うことで
××××モドキとか、ニセ××××という表現もしますが
このキノコは××××ダマシ。
ダマシの元のテングタケは猛毒(有毒どころではない!)なので
似ていることからこんな名前になったのでしょう。
テングタケダマシの毒性は不明みたいです。
似ているテングタケが猛毒なので誰も試食していないのかもしれません。
実のところは美味だったりして。

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           真上から見るとジャイアントコーンなのが
           もっとよくわかるんですけどね。


蒸し暑くなるとブトゥ(ブユ)の多さに閉口。
山の中ではじっとなんかしていられません。
追っ払ったつもりでいたのに
家に帰ってみると腕がかなり赤い。
どれぐらい刺されたんだろうと思って数えてみたら
なんと、左腕だけで53箇所。ひぇ~~~!
私みたいにまぁ強い人はいいのですが
弱い人だったら53箇所刺されたら
多分腕が脚の太さぐらい腫れていたかも。
小さい虫だからとあなどってはいけないのです。
1箇所刺されただけでゴム手袋を思いっきり膨らましたみたいに
パンパンになる人もいるんですから。
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by kazemaru-go | 2007-06-26 00:21 | 植物

痛い、痛い植物

この時期、山に行くとヒメアリドオシの花を見かけます。

高さ30cm以下ぐらいにしかならない常緑低木。
分布は本州紀伊半島)~徳之島まで。
名前の由来は
ヒメは小さいの意味
アリドオシは
アリを通すくらいの鋭いとげがあることから。(蟻通し)
また、実が長い間ついているので(在り通し)という説も。
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写真のヒメアリドオシには実はなっていなかったなぁ。
かわいらしい花もいいけど
見て、見て、トゲ。
低い植物だから、目に入らず近くを通ったり
間違ってしゃがんでしまうとこれが痛いんだなぁ。
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by kazemaru-go | 2007-04-24 00:01 | 植物

図鑑を作ろう

一昨年前の夏から、森の生態調査をやっています。
いろいろ面倒で大変なんですが
最近わかってきたことも多く、ちょっとずつ楽しくなってきています。
せっかくだから、とりあえず自分用の図鑑を作ろうと
調査地域の植物の全体、葉、幹、つぼみ、花、実、種、新芽、
冬芽、その他の特徴の写真とその解説ををまとめています。
一人でやっても、張り合いがないので
時々投稿しようかと思っているので、皆さん、つまらなくても
付き合ってくださいね。
ちゃんとまとめることが出来たら、ホームページでも作ってみるかなぁ。

まず、手始めに今日撮ったイタジイの写真。
イタジイは雌花と雄花を同じ木だけど別々に咲かせる
おもしろい植物なんです。
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                これはイタジイの雄花
       
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           これはイタジイの雌花
           来年、ここに大きなシイの実なるでしょうか?
           
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by kazemaru-go | 2007-04-13 01:27 | 植物

何気に見てたけど

先日、めちゃ暑くなったから
「これは、衣替えだ~~!」と
半袖Tシャツなど夏物を出し、冬物は奥に仕舞ったのに
この、2,3日の寒さはいったい・・・・・・。

今朝、普段、何気に見ていた花がとてもきれいだったのに
気付き驚きました。

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これはイトバショウ(リュウキュウバショウ)の雄花。
奄美、沖縄などでは偽茎(茎のように見える葉鞘)から繊維を採取し
それを紡いで着物などをつくります。
(奄美では現在ほとんど製造していませんが)

イトバショウを含むバショウ科(食べるバナナも含まれる)、
雌しべらしいものがあるのに雄花だったり
本物の茎は地面の下にあったり、
苞(ほう)と呼ばれる、つぼみを包んでいた葉が開いては
その下から花が出てきたりと、調べれば調べるほど
とてもおもしろい植物なのですが
今回、そう言う難しいことは横に置いといて
写真少し大きめにしましたので
「へぇ~、こんなにきれいだったんだぁ」と
感動、一緒に味わってください♪

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by kazemaru-go | 2007-04-05 17:04 | 植物

地面から咲く赤い花

山に行くと、落ちたヤブツバキの花を見かけます。

ヤブツバキは本州(青森県)以南に分布する常緑高木。
2月ぐらいから花を咲かせます。
名前の由来は
ヤブは野生の意味
ツバキは葉が厚い木「厚葉木}説と
葉につやがある木「艶葉木」説があるらしい。

花の形を崩さずそののまま落ちるヤブツバキ。
ちょっと遠目から見ると地面から大きな赤い花が
咲いているように見えます。
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by kazemaru-go | 2007-03-16 18:31 | 植物

今年こそ、ムフフ

昨年、収穫に失敗したヤマモモ。
今年は完璧かも!!

今日、雄木と雌木がはっきりわかりました。

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これが雌の花。
先のほうから雌花序が1cm~1.5cmぐらいのびているのですが、
ぱっと見、ほとんど何もないかのよう。

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これは雄の花。
つぼみの頃は赤っぽく、花が咲き始めると黄紅色っぽく
雄花序の長さも3cm~4cmくらいと長く、おしべのせいもあって
雌に比べるとかなり目立つ。

そうそう、雄花序の写真撮ろうとして枝に触ったらちょっと驚きがありました。
最近、話題のスギ花粉。
スギの花粉はこんなにも出ます、と、
ビニール袋に入ったスギの花をを振るシーンをよくテレビで見ますが
ヤマモモの枝に触った時、同じ現象が起こりました。
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黄色い粉がそれ!
写真では少なく見えるけど、
触ったとたん、その辺り、薄黄色の花粉で覆われました。
花粉症の人が見たら、卒倒したかもしれない。
道路にはたくさんの雄花序と花粉が落ちていました。

話は戻って、今、花の目立たない木をチェックしていたら
今年は実に有り付ける・・・・・・というわけ。


昨年の出来事は2006年5月22日、23日のブログを見てください。
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by kazemaru-go | 2007-03-02 21:42 | 植物