奄美、奄美、あぁ奄美

私は奄美が大好きだ。
山、海、川などの自然はもちろん、本場奄美大島紬、島唄、島料理
島の独特の伝統行事、あげたらきりがない。

今日はあまり気分が乗らず、チャリで港のほうまで行ってきました。
奄美の海の玄関だった旧港は埋め立てに備えて
待合所、倉庫のあった所はロープが張られ、
人の出入りはできないようになっていました。

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埋め立て予定の港。
ここは以前たくさんの出会いや別れがあり、
奄美祭りの時は舟こぎ競争で異常な盛り上がりを見せる
島民にとって、いろんな想いがあるであろう港です。

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がらんとした倉庫。
老朽化し、港閉鎖とともに、役目を終えました。

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港に停泊していた巡視船の「はるかぜ」。
海難事故があると、真っ先に駆けつけてくれます。
恥ずかしながら、私も救出された内の一人です。


奄美で大きな港があるのは名瀬だけではありません。
人口何百人かの集落にも大きな港が造られ、
港がないところでも、護岸、離岸堤などで、
まともな海岸のあるところがないというのが海の現状です。

山はといいますと、いたるところに道路ができ、
主要道路のインフラが整ってくると、林道舗装があちらこちらで進んでいます。
そして、チップ工場の稼動による伐採。

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チップ工場に山積みされた木々。

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伐採された山。

現在奄美で稼動しているチップ工場は2つ。
そして、もう1つ工場ができるという話もちらほら聞こえてきます。
5月初旬の新聞に、業者が年間70ha~80ha伐採予定(1業者で)と
報道されていましたが、さて、70ha~80haとはどれくらいの広さなのでしょう。
1年で東京ドームの(約4.67ha)15倍~17倍、
2年で皇居(約115ha)より大きな面積が切られることになります。
上記が広さとしてわかりにくいのであれば
名瀬市役所を含む、屋仁川通りと新川に挟まれた商業地域、近隣商業地域
(地図)リンク先地図の赤で囲まれた部分が
43haなので約2倍の面積が1年間で伐採されていきます。
もし、3業者が同じ規模で伐採するとすれば×3の面積の木がなくなり
禿山になります。
それが10年続いたとしたら・・・・・・・・・・。

生活するためには、道路も港も必要でしょう。
日常生活では、あふれる紙に埋もれています。
奄美では仕事がないんだから、雇用が生まれてありがたい
と言われれば、返す言葉もありません。

でも、でも、これでいいのでしょうか?
このままでいいのでしょうか?
物を壊せば、新しいものに買い換えたり、修理したりすることはできますが
自然は壊せば、元には戻りません。
「今のためだけ」にではなく、私たちは将来を見ながら行動しなければいけない
責任があると思うんです。

奄美が奄美らしくあり続けるために、私は何ができるんだろう。

寂しい旧港見ていたら、いろんな思いがあふれてきて
まとまりのない話になってしまいました。
失礼いたしました。
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by kazemaru-go | 2008-05-11 00:27 | その他
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