身近に咲いている-2

今回紹介するのはオニキランソウ。
まずは写真をご覧あれ。

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「あぁ、これ、いろんなところで見るがね。」
と、奄美の人からの声が聞こえてきそうです。
オニキランソウは奄美では確かにいろんなところで見かけます。
ただ、この草、奄美大島が北限。
(鹿児島県が発行しているレッドデータブックには
 沖縄、台湾などでも分布となっているんだけど
 ネットで調べても、奄美でこれだけ見られるオニキランソウが
 沖縄での紹介がほとんどありません。
 本当のところの分布はどうなっているんでしょう。
 「琉球弧野山の植物」では分布は奄美大島、徳之島、沖永良部と
 なっています。)
それに、鹿児島県では準絶滅危惧種に分類されているんですねぇ。

「あっちこっちで見られる雑草だとばかり思っていたのに、はっけ~」
と、またまた奄美の人の声が聞こえてきそうです。

オニキランソウの仲間は面白い名前のものがいくつかあります。
キランソウは別名を「地獄の釜の蓋」といいますが、
(奄美にはヒメキランソウが分布)
いくつか名前の由来が言われています。
高血圧、鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止めなどに効果があるとされることから
「病気を治して地獄の釜にふたをすることから」とか
「茎葉が地面を這って密におおい、地面に蓋をしているように見えるからだ」
などの説があるらしいのです。
他に、ジュウニヒトエ(十二単)、セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)という
名前のものもあります。

キランソウを漢字で表記すると
金瘡小草:これは中国名から流用
紫藍草:「き」は紫の古語で「らん」は藍色の意味で、
      花の色からこう名づけられた
金襴草:草むらに咲きひろがる様子が、”金襴(きらん)”の織物の
     切れはしのように見えるところから

オニキランソウの「オニ」は鬼?
名前の由来は何だろう。ん~~~~~~~~。
花の部分を大きく写した写真をアップしますので
考えておくんなまし。
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よくわからないから別名「あまんアッカンベー草」とつけてあげよう。
あまん:奄美の方言でヤドカリの意味
雄しべがヤドカリの目に見えてしょうがないんだなぁ。
いろいろ説明しておきながら、ひどい落ち (*⌒∇⌒*)
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by kazemaru-go | 2008-04-03 04:38 | 植物
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