ちょこっとサンゴの話

9月1日の投稿のおまけ1で質問いただきましたので
ちょこっとサンゴの話でも。

あまけ1の赤い帯は卵と書きましたが
スリックと呼ばれる卵と受精卵が成長した
プラヌラ(サンゴの赤ちゃんみたいなもの)の集まったものです。

それから、よくテレビなどでサンゴの産卵と言っていますが
正確には産卵じゃないんです。
サンゴのほとんどが雌雄同体で、サンゴから放出しているピンクの粒々は
バンドルと呼ばれる卵と精巣が一緒に入ったカプセルなんです。
それがサンゴから放出されると海水より軽いので水面に浮かび上がり
海面ではじけ、たくさんの群体から放出された他の卵や精子と
受精するんですねぇ。

ブログを見ている方に感謝を込めて
私のお宝映像の1枚をお見せいたします。

下の写真はバンドル(3個)です。
大きさ500~800μm(マイクロメートル)=0.5mm~0.8mmの
バンドルの中に粒々があるのがわかるでしょうか?
この粒1個が卵1個です。
こんな小さいものがおまけ1のようなスリックになるのですから
相当な数ですよね。万単位なのか億単位なのかそれ以上なのか・・・・。

受精した卵はやがてプラヌラ幼生になり、適当な場所を見つけ着生し
最初の1個のサンゴとなるのです。
このプラヌラがどこに着生するかでそのサンゴの一生が決まってくるんですから
体は小さいですが責任重大です。
後は、来年のサンゴの産卵時期のお楽しみ (^_-)
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by kazemaru-go | 2007-09-04 18:25 | 動物
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