奄美の木々

さて、前回の話の続き。

前回は屋久島の倒木の写真をアップしましたので
今回はまず、奄美でよく見かける倒木の写真を。

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ね、根っこごとひっくり返ってるでしょ。
これは横から見たイタジイの写真ですけど
根が表面だけに伸びて、表土がいかに少ないかがわかると思います。

さて、ここで奄美の植物達はどんな工夫をしているか紹介します。
イジュという木がありますが
その木の根は幹?と思ってしまうほど太く発達します。
その太い何本もの根で木を支えてます。
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イジュは木肌や葉を見なくてもこの根を見るだけで
あぁ、イジュだなとわかるくらい特徴的です。

次は、何回か紹介している根が板状になる板根。
自分の体をだんだん傾けていくと倒れますよね。
もし、倒れる方向に支えがあったら、
倒れる反対側に綱があったら、  どうでしょう。
何もない状態より、自分の体を支え立っていられると思います。
その支えを自分で作っている状態が板根でしょう。
大小さまざまですがいろいろな木に板根が見られます。
木によっては幹自体を板状にして支えているものもあります。

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これは、イタジイ。

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これは、奄美では一番大きな板根を作るオキナワウラロガシ。
この木は高さ約22m、胸高直径約1m、樹齢150年。
貧弱な土壌で生き残るためにこの板根を発達させたのでしょう。
環境が悪くても工夫次第。
いや、私も見習わねば。
さてさて、この板根ですがどれくらいまで大きくなると思います?
答えはまた次回。

胸高直径:立木における人の胸の高さに相当する位置の直径で、
       樹木の幹の太さ、さらに は樹木の形状の大小を示す
       尺度となります。私達が調べる時は
       120cmか130cmの高さを胸高にしていたと思うんだけど
       はっきりした高さ忘れました。
       アメリカでは140cm、欧州では130cmだそうです。
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by kazemaru-go | 2006-04-24 21:20 | 植物
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