オオトラツグミ一斉調査

話の続きです。
オオトラツグミ調査の中で、メインの調査は
今年は3/19に行われた中央林道一斉ルートセンサスです。
(毎年ほとんど第3日曜日に行っています。)

奄美大島には奄美中央林道と言う名瀬市から宇検村までの
(あっ、奄美市でした。)山を縦断?横断?している
約42kmの林道があります。
(旧名瀬市、大和村、旧住用村、宇検村の一部を通っています。)
調査はその山道を2人一組で里集落(奄美市)を始点として
40km地点まで1kmずつ人を配置し、
1時間の間に2km歩いて行って帰ってくる。
そして往復4km歩いている間にオオトラツグミのさえずりを確認すると
方角や時間を地図に落としていくというものなんです。

午前4時に集合場所に集ってもらい、
車を乗り合わせて各自調査ポイントまで行ってもらう。
ほとんどの場所が未舗装地域の悪路なので行くまでも結構大変です。
5時40分になると真っ暗な森の中を懐中電灯だけを頼りに
歩き始めます。
もしかしたらハブが出るかもしれない、しかも真っ暗な中を
2人もしくは3人で歩くというのはなんともスリル満点。
「キョロン、ツィー」という声が聞こえてくると(オオトラツグミのさえずり)
2人で地図と磁石を見ながら方向と時間を書き込んでいきます。
初めてだと、歩くスピードはかなり速いし、足場は悪い、
磁石と地図をあわせるのが「?」状態、
しかも、わかっていたつもりの声が何を聞いても
オオトラツグミの声に聞こえてしまって、もぅ大変。
(初心者は経験者と歩くのであんまり心配する必要はないんですけどね。)
そうこうしている内にだんだん明るくなってきて4km歩ききり
調査が終了するのです。

調査終了後はみんなで集り、会員手作りのおにぎりを食べながら、
自分達の聞いたさえずりの方向や時間と、
隣の組の聞いた方向、時間と合っているかどうか検証していきます。
今年この一斉調査で、確認されたさえずりは47羽でした。

42kmある調査地域ですが、人数が多いので
これを4つの班に分けて行っています。
金作原班、川内班、神屋班、赤土山班。
今年の調査人員は106人。
朝早くから本当にお疲れ様でした。
私は今年金作原班。
調査も終わり満足顔のみんなで集合写真を撮りましたので
その写真をアップします。
説明が多くて何がなんだかわからなくなってきましたが
夜の調査時間が近付いてきましたので続きはまた後日。

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興味のある方は
奄美野鳥の会
http://www.synapse.ne.jp/~lidthi/

これまでのオオトラツグミ調査の結果は
http://www.synapse.ne.jp/~lidthi/AOC/news/ootorahoukoku05.htm

をご覧下さい。
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by kazemaru-go | 2006-03-24 18:56 | イベント
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