山では見られない?

只今室温26度。
2月と言うのにホント気持ち悪い。
泳ぎにでも行こうかぁ。と言いたくなるような気温です。

知人宅で、ホウサイランを見せてもらいました。
屋久島以南に分布するランです。
花の咲く時期は1月~2月。
正月ごろ咲くので、歳を報せるめでたい蘭として、
中国では「報歳蘭」の名があり、日本でも同じに使っているようです。
芳香があり、古来中国上流階級の必需品だったそうです。

ただ、ここ奄美では、自然の中で見ることはありません。
(どこか人知れず自生しているものもあるかもしれませんが)
人の家にあれだけのホウサイランがあるということは
以前はあちらこちらで見ることができたのでしょう。
今でこそ、山で植物を採ることは「盗掘だ。」という意識が出てきましたが、
以前はほとんどの人の考えが山にあるものは持って帰って来ないと損!
という感じだったので仕方ないと言えば仕方ない。
「山で○○の花が咲いてきれいだった。」と話すと
「どら、どこにある。」
「はぁ?」
「なんで、採って来んかったわけ?もったいない。」
なんていう話に今でもなったりするのです。
「山の植物は採ったらいかんのよぉ。その場所で見らんば。」
と、そのたびに言うのですが、意識改革というのは時間がかかる。

このホウサイランもあと何ヶ月かすると種子をつけるでしょう。
1mmにも満たないような小さな種子ですが、
風に飛ばされて、この小さな庭から自然界に出て
子供達が奄美の山に戻れるようにと念力をかけてきました。
( くくくく( ̄△ ̄)ノ ネンリキィィィィィ~!! )
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by kazemaru-go | 2006-02-16 15:35 | 植物
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