奄美に3つ目のチップ工場

気づけば奄美も梅雨に入り、イジュなどの梅雨花も咲き誇っています。

昨年の皆既日食フィーバーとは打って変わって、今年の奄美は問題続出。
皆既日食と同じ時期、麻薬でも奄美は有名になりましたが
「薬」と一緒に「厄」まで奄美に落としていったのではと巷では噂しています。
徳之島の米軍基地移設問題、
そして、加計呂麻チップ工場問題、これが落ち着いたと思っていたら
同会社がここ奄美本島にチップ工場を建設し、伐採を始めるという。

でも、このチップ工場、一部の人しか騒いでいないんです。
それもほんの一部の人たち。
直接関係してくる観光関係の人を始め、私は関係ないもーんというのが
大半なのです。

日々の生活に追われ、考えている余裕もなく、他人事で済ませている人がなんと多いことか。
ここ奄美は仕事が少なく、人口流出が続いています。
二言目には「仕事がないからねぇ」という話が出てきます。
チップ工場ができたら雇用が生まれると喜んでいる、
または関係ないと思っている人たちは、直接的、間接的に奄美の森に
支えられていることをもう少し考えていただきたい。
水の提供、がけ崩れ防止などはもちろんのこと、
観光業、ホテル業、バス・タクシー会社、お土産屋、飲食業者などは
観光者がいて成り立ったり、儲けが出たりしています。
本場奄美大島紬、果物・野菜など農作物の販売、その他もろもろの仕事は
奄美のイメージが販促の武器ではないのでしょうか。

少しの雇用と少しのお金を島に落とすために、どれだけ今の
そして将来の雇用と宝を失ってしまうか。
一業界や自然愛好家が困るというだけの話ではないんです。

チップ工場が成り立つためには1年で100haの伐採が必要と言われています。
(100haはディズニーランドとディズニーシーを合わせた面積と同じ。
 住用のマングローブは約70haです。)
3つのチップ工場だと1年で300ha。(既に2つは稼働しています)
10年だと・・・・・・・・・。
これだけの山が禿山になっていくんです。
そうなった奄美は好きですか?自慢できますか?
観光客は奄美に行きたいと思うでしょうか。
計画では「元ちとせ」の故郷、嘉徳も近いうちに禿山です。


伐られるのは住用だけではありません。
まずは住用、加計呂麻、その後、又は同時に大和村、宇検村、瀬戸内町も
伐採すると伐採計画に明記してあるようです。
旧名瀬、龍郷町もないとは言えません。伐るところがあれば伐採するでしょう。

一部の人たちだけの問題ではありません。
もう少し真剣に伐採問題考えませんか?
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by kazemaru-go | 2010-05-19 20:07 | その他
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